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取材実施日・・・2002/1/22

2001年NHK杯にて女子個人総合優勝を果たした佐原礼香選手のいるリベラル体操クラブは、住宅街からやや離れた、周りに田畑のある非常に静かな環境の中にあります。

「狭いところで細々とやってます」との楠田コーチのお言葉でありましたが、さすがにトップクラスの他のいい設備のあるクラブとの比較では劣る面があるものの、ピットもあり、必要なものは十分揃っているのではないかと思いました。

楠田コーチの指導で、佐原選手を始め、選手は小さい頃から高難度の技の習得に勤しんでます。ロシア、ルーマニアがそうであるように、ジュニアで技を覚え、シニアで完成させる・・・この方針が見事に成功していると思います。

SVを上げ、より高い得点を得られるように常に意識があり、選手の練習も、様々なことを想定して臨機応変さを求めていたのも大変印象的な練習でした。


<<リベラル体操クラブコース案内>>(お問い合わせは072-365-9555まで)

コース 対象 曜日 時間
B 子供体操
3才〜4才
月水金 14:30〜15:30
C 子供体操
4才〜6才
月〜金 15:30〜16:30
D 子供体操
小学校低学年
月〜土 16:40〜17:30
E 子供体操
小学校高学年
月火水金 17:30〜18:30
MG2 器械体操クラス
対象:4歳児以上
月〜土 18:30〜19:30
MG1 選手クラス 月〜土 18:00〜21:30



ジムの中にある事務所の2階部分から見た光景。

同じく2階より。ピットはゆか(跳馬)、段違い、平均台での利用が可能。つり輪もピット上にありました。

スペースの有効利用の象徴である低鉄棒と単棒。

助走路は跳馬でも利用できるように更に奥に繋がってます。

佐原選手は、繋ぎの動きが美しくなったように思いました。構成も更に変えてきてました。

期待のジュニア・楠田芽育選手(小四)。平均台の構成も素晴らしいですが、段違いでは新月面をやります。(ここをクリックすると、その動画が見れます!)

高校生の選手達は助け合いながら伸び伸びと練習してました。

女子に圧倒されてますが、男子も頑張ってます。

ゆかは、佐原選手に代表されるように、ひねりのうまい選手が多いように思えました。

ジュニアらしからぬ(?)きれいな動きが印象的な選手でした。

段違いは倒立姿勢に関する注意が一番多かったです。

男子の器具もこのあん馬を含めて全種目あります。

コーチは楠田コーチを含めて三人。やや少ない感じですが、しっかりと全体を網羅されてました。

現在指導のお手伝いをされている楠田コーチの娘さんです。

ジムには体操以外のトレーニングに来る人もいるとかで、楠田コーチはしっかりとプランを立てて指示されてました。

高校生選手の面々。中央は全日本で跳馬3位になった小谷選手。右が佐原選手。