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ロンドン五輪・・・女子団体決勝プレビュー

海外的には女子の人気が高い体操。その中で、今回はアメリカ対ロシアの図式の他に、人気のルーマニアの復活と、中国が前回の女王ということで、かなり注目度が高い。

アメリカの方が世界チャンピオンのウィーバーが予選で国内3位ということになってしまったほど全体的な勢いはある。しかし、ロシアもムスタフィナ、コモワの両エースのほか、アファナシェワ辺りも十分対抗できるレベル。ここはポイントは一つ。「ミスをしたら負け」・・・こうとしかいえない。

ルーマニア対中国になるであろう銅メダル争い。どうしてもこの二か国には弱い種目があるので、ノーミスであっても上に上がるのは厳しい。ここは苦手種目よりも得意種目でいかに得点を稼ぐかに注目。ルーマニアのポノルがベテランの経験でチームを引っ張れば、今回リーダー格の存在を感じにくい中国に対してリードを奪う可能性は十分ある。ヨーロッパで行われる大会での強さを考え、ルーマニアがかなり波に乗った演技をするのではないか。

日本はイギリスとの5位争いを繰り広げたい。平均台スタートとなるが、日本の方が安定性が高いはず。ポイントはゆか。寺本のほかに田中も14点台を獲得しておきたいが予選のミスを引きずらないか?跳馬は互角かもしれないが、最後の段違い平行棒でトゥエドルの圧倒的な点数を考えると、跳馬で出来ればリードしておきたい。ここも田中がいつもの出来であれば可能性はある。そして最後の段違い平行棒は鶴見が再度完璧な演技をするかどうか。全体的に田中、鶴見にポイントを置きたい。

他国の巻き返しに関しては、イタリア、カナダを比べればやはりフェラーリのいるイタリアが恐いところ。しかし、安定度は日本には敵わない。油断大敵と思いつつも、やはり同じ班で回るイギリスをしっかりとマークしておくことが5位死守のカギとなるであろう。

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2012年07月31日 22:43に投稿されたエントリーのページです。

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